マンボヤ11月のおすすめエッセンス:マルチタスクという作られた神話 ― フローという流れに乗る完璧な状態のためのエッセンス その2

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マンボヤディレクターのディルクさんから今月もお勧めエッセンスが届きましたよ。

今月のお勧めのエッセンスはオーキッド・コレクションズフローです。

これは

  • 効率的に勉強や仕事を進める
  • 集中力
  • 環境に順応する

のを求める人には絶対にお勧めのエッセンスです。

気になった方はこちらのディルクさんからのコラムも併せてお読みください。

 マルチタスクという作られた神話 

フローという流れに乗る

完璧な状態のためのエッセンス

 

 

 

それから少ししてこのような意識状態を「フロー状態」と呼ぶ、ミハイリ・チクセントミハイの研究を
発見しました。

していることに夢中になる―それが「フロー」状態です。

電話が鳴っていても聞こえない、ミルクが焦げていても気が付かない。
あなたが大好きなことに夢中になっている状態は単純に視野を狭めてしまうのです。これが脳の限界です。
脳の活動を観察してみると、前頭葉が非常に活発に活動している時、脳の他の部分が待機状態になるのが
分かります。しかし、それ以外の事実がそこにはあります。

あなたをそんなに忙しくさせるタスクは難し過ぎる。という事です。

そのような場合にはあなたはフロー状態ではいられなくなり、忙しいのに飽き始めるのです。
忙しい、焦るような状態は人を簡単にイライラとさせます。そしてフロー状態ではいられなくなるのです。

また、フローに入るに至るゴールは到達するだけの価値があるべきです。

あなたがケーキに興味が無ければ、ケーキを焼いてみるというフローに突入することは無いでしょう。
評価も手の届くところにあるべきです。もし一つのケーキを作るのに57年もかかって、
次の世代だけがケーキを味わえるというのなら、あなたは自分が作ったケーキがどう評価されるか
知ることが出来ないと知りながら、ケーキ作りを続けるのは余程他に理由が無い限り、
フローに入るのは難しいでしょう。つまり、没頭するにはどこか楽しくなければできない、という事です。

集中力、楽しさ、挑戦、はっきりとしたゴール、結果:これら全ての要素を含んでいなければなりません。

それらが何故大切なのか?

それはあなたをハッピーにするからです。

もしあなたががらくた箱をひっくり返し、棚の中のものを
全部引っ張り出して、丸一日をその整理や仕分け片づけに追われて、
疲れ果てて帰ってきて、また明日も同じ事をしなければならないとしたら?
どんな気持ちになりますか?集中力も必要としない、チャレンジするほどの
難しさは無い、楽しい所も一つもない。そんな状態が毎日続いたら、
何をしているのかわからなくなってしまうでしょう。
一つも特別なことは無く、覚えるに値しないのですから。

 

 

 

 

 

さあ、今度は思わず人々が踊りださずにはいられなくなってしまうような最高のレゲエを作曲したり、
あなたのお祖母さんの御自慢で楽しそうに焼いていたレシピでケーキを焼いたり、
こんな「フロー」と呼ばれるエッセンスについて記事を書いていると想像してみてください。

これこそ、記憶に残ります。それは生きる価値のある一日にしてくれた―幸せな時間です。

私はアメリカの登山家ドロレス・ラッシャペルの書いた本の中に、フロー現象について
とても美しい記述があるのでここに引用したいと思います。

「そして至福が私を打ちのめした。
これは登山家でなければ理解できない感覚かも知れない。
これ以上は無いリラックス、完璧な歓喜と言葉では言い表せない感謝、山はそれを与えてくれる。
そそり立つ岩肌は厳しくも優雅で美しく、登山中は常に掴まる所を差し出してくれる。
それはまるで我が家に居るような、完全なる我が家以外の何物でもない・・・
欠けるところの無いリラックスの境地・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本を読んだ数年の後、エンサイクリア・ヴェスパという中央アメリカの蘭を知りました。

フロー:≪エンサイクリア・ヴェスパ≫

この蘭は上手に人生の風に乗り、フロー状態にとどまらせ、周囲の力を上手に使い、
折れることなくしなやかに、あなたの心の羅針盤に従い、自然で穏やかに自己を主張できるように
あなたに寄り添います。
フローのエッセンスはそういった瞬間のためだけでなく、あなたという個人の人生のリズム、
自分が変化すべき正しい時期を知らせるあなたの内にある知恵、周囲と衝突するのではなく
適応する手助けをします。起こることに対する不要な抵抗を放棄し、代わりにその新たなる変化や
創造に対して前向きに参加できるようになります。フロー状態にとどまり続けられます。
絶望したり不満を言うのではなく、そこにあるチャンスや可能性を認識し掴みます。

フローとは一種の陶酔や恍惚状態と表現できます。
座っていても立っていても、走っていようとネジを回していようと訪れます。

このオーキッドコレクションシリーズ
≪フロー≫は人生とはマルチタスクのよう注意散漫にこなすのは勿体無い、
しかしながらフロー状態で過ごせればいかに素晴らしく驚くべき実りあるものかという事を
教えてくれるエッセンスなのです。

素晴らしい一日、そして、人生を!

ディルク・アルブロット

マンボヤディレクター

 

オーキッドコレクションズは人生の様々なシーンにおいて、
その活動が意味を成すよう、価値あるものとなるように生きることを導くシリーズです。

 

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