説明
ファミリー・アーキタイプ: ヒーラー
【内面に潜む男性性を癒す】
内なる男性性を癒すヒーラー
オルキス・マヤリスは、エゾアカバナと同じレベルで働きかけますが、オルキス・マヤリスのエネルギーは陽です。意義深いことに葉の大きくて丸い茶色のシミは、煙草の火をもみ消した時にできる跡を連想させます。この植物はあたかも拷問を受けていたかのように見えます。しかしながら、それはまっすぐと立ち、美しい花を咲かせるのです。「ラン」とは、植物学的名前の一部で、「睾丸」を意味する植物の科の名前であり、根っこの形を暗に示しています。
このエッセンスは、男性や幼い少年、癒しの必要な女性であるかどうかにかかわらず、内なる男性性と人格の男性的側面の傷を癒します。もちろん、幼少期や青春期において、男としてのセルフイメージを揺るがす危険性は最も大きな影響力があります。内なる男性性を傷つけられた少年は、もしそれほど攻撃的にならず、その他の極端なことに陥らないのであれば、体が小さく弱々しくなることもしばしばあります。また一方で彼らのほとんどは、学校では自分よりも体の大きい子によっていじめられるタイプに属するでしょう。彼らは自分は価値がないと感じてしまい、例えば、ガールフレンドを作ることはそもそも全く馬鹿げていることだという思考を持つこともあります。自分自身を守る姿勢のない男友達と親しくなりたいと思う女の子がどこにいるでしょうか。弱さは魅力的ではないのです。
こういった少年たちは真の男性とは思われません。もっと良くないことに、彼らはより良い人物になるに値しないと思われたり、はみ出し者のように思われたりします。彼らはただ男であるとはどんな感じがするのかを知らないだけなのです。ですが、何らかの助けによって、(男性的な)バランスを取り戻す道をきっと見出すことでしょう。それが、オルキス・マヤリスなのです。